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■代表幹事ごあいさつ

2007年度より、代表幹事制と致しました。

それまでは代表1名でしたが、

今後は代表幹事4名が代表となります。

どうぞよろしくお願い致します。

 


 


kondo

この度、代表幹事の一人に就任致しました近藤浩子です。宜しくお願い申し上げます。
私は、他の3人の代表幹事とは異なり、自死遺族ではありません。
臨床心理士として、多くのご遺族の方々へカウンセリングを行う中で私が体験したこと、感じたこと、学んだことなどから、自死遺族の皆様へのお力になりたいと思い、当会のボランティアスタッフになりました。
当事者ではない私が代表幹事に就任することについて、皆様の中には、違和感や拒否的な思いを抱かれる方もおいでになるかと思います。
当事者ではないスタッフの当会での一番大きな役割は、当事者のスタッフ達への精神的及び物理的なサポートだと、私は考えています。
当事者のスタッフ達は、分かち合いにご参加くださる自死遺族の皆様へ様々なサポートを行っていく中で、自分自身の体験と重なり、精神的にとても疲れてしまうことがあります。
また、ボランティアの自助グループですので、専従スタッフはいませんし、今まで代表であった鷹見さんが代表としての仕事と、事務的な仕事を殆ど一人でこなしてきました。最近増えてきたマスコミからの取材や行政機関への対応等についても、鷹見さんに加え、花井さんや野村さんが主に担っています。
当事者のスタッフ達は、皆それぞれ自分の仕事を持ちながら、自死遺族としての苦しい気持ちを抱えながら、当会の為に色々な場面において活動しています。
今回、当事者ではない私が代表幹事への就任を受けたのは、鷹見さんはじめ他の当事者のスタッフ達が、当会の活動を行う上で抱えている様々な事務的及び精神的な負担を、少しでも軽減できたらと考えたからです。負担が少しでも緩和されれば、皆様へより良いサポートを行っていくことができると思います。
皆様からご協力を頂きながら、皆様と一緒に、自死遺族支援の為に当会の活動を広げていきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 


nomura

遺族会、遠足などでのみなさまとの出会い、それが僕自身にとっても大きな支えであります。みなさまにとっても、会が少しでも支えとなり、安心できる存在となること、それが、今一番に思い描いていることです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 


hanai

これから、リンメンバーの代表幹事をやらせていただきます
花井幸二です。
どうぞよろしくお願いします。
リメンバーのこの会は、有志の多くのボランティアに支えられています。
これまでも様々な形でみなさんにもお世話になってきたとは思いますが、これからも引き続き、一人でも多くの人が心安らかで、安心して暮らしていくために、この会がお役に立てるように努めてまいります。
多くの悲しみは、みんなで協力して乗り越えていきましょう。
そして、一人の苦しみもみんなの苦しみであると考えていくそんな会でありたいと思っています。
世の中の理不尽さと世間の冷たさを感じたことで僕たちは人へのやさしさと不信感を持ち合わせています。僕自身、少しでもそのやさしさが、強さに変わり、すべてを抱擁できるよになればいいなと思っています。
これからも、他の代表幹事の方々と協力して会の運営にはあたってまいります。どうぞ、よろしくお願いします。

 


takami

かつて、ある出版社に「家族を自殺で亡くした遺族のことを本にしてほしい」と、企画を持ち込んだことがありました。
今から15年も前、私が大学生だった頃の話です。まだ、「自死遺族」という立場が認知すらされていなかった時代で、私の説明のつたなさもあいまって、その時は相手にもされませんでした。ところが今は、黙っていても、様々な表現の機会をいただけるようになりました。これほど急速に、世の中が変化してきていることに、驚いております。
自殺対策基本法が施行され、自死遺族という立場について語られる機会が本当に増えてきました。これから少しずつですが私たちは「生き易く」なっていくのではないかと、そんな期待を抱いています。
そして、こんな時期だからこそ、世間のまなざしがどうあれ、翻弄されることなく、地味に、地道に、着実に、2ヶ月に一度の遺族会を継続していくのが、長い目で見て私たち自身のためだと考えております。
そのためには「無理をしないことが大切だ」と考える一方で、せっかく、自殺や自死遺族について、多くの人が関心を持ってくださっているこの時期に、代表の私がこんなゆっくりした気持ちでいいのかな?
私のせいでいくつもの機会を逸してしまっているのではないだろうか?と心配になり、どうしたらよいのかと考えていました。
そこで、いろいろ考えた結果、当会はたまたま会を立ち上げた私が代表という形をとっておりましたが、今後は、私を含めて複数名を「代表幹事」とし、代表としての役割を複数人で担う体制にさせていただくことにしました。平日も動ける方で、行政やマスコミとのやりとりもしていただける方に、代表幹事となっていただけるよう、昨年末、私からお願いをさせていただき、野村さん、花井さん、近藤さんがご承諾くださいました。
この3名の方は、実はこれまでもリメンバーの運営委員として、広報や、取材対応、行政との話し合いなど、対外的な部分での役割を担ってくださっていた方々です。

これからはより有機的に、会の活動が展開していくことと思います。
4人ともフルタイムの職業を持ちながらの参画になりますので、4人で「無理なく」やっていきたいと思います。

 

 

 

 
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